iPhoneでロボコールとスパムを徹底的にブロックする方法

アメリカにいるとショートメッセージ(SMS)で自分の携帯番号宛てにスパムメッセージやスパムコールがガンガンかかってきます。機械音声によるスパムコールを法的に禁止にするというロボコール禁止法(TRACED Act)が少し前に成立し、その実装が心待ちにされています。それがどれほど効果的であるかは、法と犯罪がいたちごっこであるという性質を考えると、実際に蓋を開けてみないとわかりません。通信会社側もスパムを減らすためのサービスを提供していますが、現状であまり効果的であるとは言えないでしょう。

ここではユーザー側でできることはないかと、私が数年悩まされた結果、見つけたいくつかの方法を紹介します。結果的に私が受けるロボコールもスパムメッセージもほとんどなくなりました。


目次

1.エリア番号

まずいちばん大事なのは、エリア番号を自分が住んでいる地域のものにしないということです。日本の携帯電話番号には090,080,070というように特別な番号を割り振って、ひと目でそれが固定か携帯か判別できるようになっています。一方、アメリカでは、日本とは違い携帯電話番号の上3桁に特別な数字を割り振っていません。つまり固定電話と携帯電話の番号に違いはなく、更に言えば携帯の場合は契約時または契約後、好きなエリア番号を選択することができるのです。実際にそのエリアに住んでいなくても、例えばニューヨークやカリフォルニアの番号を取得できるのです。

さて、もし今自分が住んでいる、もしくは住んでいた地域のエリア番号を現在使用している場合、違うエリア番号に変更することをおすすめします。更に言えば、今後も行く予定の内容な地域に設定するといいでしょう。

というのも、ロボコールは標的と同じエリア番号を使用して、誰か知人や近所からの電話だと偽装します。もし同じエリアに住んでいれば、それがロボコールであるかを判別する場合、実際に電話に出るしかないのです。

しかし、もしあなたが違うエリア番号を設定している場合、自分のエリア番号からかかってきた電話はほぼ100%ロボコールだと電話に出る前に判断できます。さらに、次の項目で紹介する方法で、電話がかかってくる前にブロックすることができるので、着信に悩まされることもなくなります。

さて、電話番号の変更ですが、今はオンラインで簡単に行うことが出来ます。私が使っているVerizonでは個人用の管理ページにログインすることで変更ができます。


2.ロボコール対策

さて、ではロボコールをブロックする方法を紹介します。以下の2つのアプリを使います。
TruecallerWideProtectです。

Truecallerは有名なスパムブロッカーで、スパムコールを行う業者の番号のデータベースを参照し、それに該当する着信をブロックします。エリア番号ベースのスパムには対応しきれてはいませんが、一般的なロボコールをブロックすることができるので、第一のフィルターとして導入しましょう。無料です。

WideProtectはエリア番号を偽装したロボコールを完全に排除できます。設定は、以下のようにします。以下の例ではエリア番号999をブロック対象としていますが、これを自分のエリア番号に変えましょう。Saveボタンを押すと、ブロックリストが更新されます。設定したエリア番号で始まる番号をすべてブロックするため、この更新にはとても時間がかかります。小一時間くらい時間があるときに行いましょう。

iPhone上のSettings > Phone > Call Blocking & Identificationの設定がWideProtectアプリの項目で埋め尽くされますが、もし設定がオン(緑色)になってない項目があればオンにしましょう。この作業も時間がかかり、また途中で中断されることもありますが、何度も設定を開き直し、確認して一つ一つ有効にしましょう。このアプリは有料で3ドルですが、他のアプリには無いエリアレベルでのブロック機能はオンリーワンなので購入する価値があります。

両者の設定方法は基本的には同じですが、アプリ内で説明されるのでそれに従って進めましょう。うまく行けば、iPhone上の
Settings > Phone > Call Blocking & Identification
が以下のようになります。


以上の設定が終われば、もう今後ロボコールに悩まされることはなくなります。

3.スパムメッセージ対策

ここではついでに、スパムメッセージの対策も行います。今までいろいろなスパムフィルターアプリを試しましたが、どれも不十分で定期的にスパムメッセージが届くのがストレスでした。

最終的な対策方法は、Filterというアプリを導入して、過去のスパムメッセージからキーワードを抽出してそのキーワードを含むメッセージをFilterアプリでブロックするように設定しました。もし過去受信したスパムが残っている場合はそれらをブロックできるようによく使われるキーワードを見つけて設定に追加してみてください。

私が設定しているキーワードは以下のとおりです。ぜひ参考にしてください。

4.まとめ

さて、今回はiPhone上でロボコールとスパムをブロックする方法を紹介しました。iPhoneはセキュリティが高い一方で設計上の制限も多いので、通信のブロックはアプリ経由で行う必要があります。しかし、最適なアプリを見つけるまでが非常に難しく、私も長いことかかったので、この記事が読者の役に立てば幸いです。

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